汗かきを治す事ができない人が持つ９つの特徴

暑い夏にはどうしても出てしまう汗。しかし、汗かきといわれる人にはいくつか共通点があります。なぜこんなに汗をかくのか、共通点を探って汗対策を効果的にやりましょう！

汗かきを治す事ができない人の特徴

関連記事：汗かき女の私が一発でグレーTシャツの脇汗&汗染みの悩みを解消した方法を伝授

汗かきを治す事ができない人その1：太っているから汗をかく

標準的な体重の人なら、ほどほどの汗の量になりますが、太りすぎていると汗をよくかきます。これは体内の皮下脂肪がまるで断熱材のようになっているからで、体の熱が外にでにくくなっているからたくさん汗をかくんです。
汗かきが気になるなら、まずはダイエットで皮下脂肪を減らすこと。
ちなみに細く見えても、隠れ肥満と呼ばれる人も意外と汗っかきです。

汗かきを治す事ができない人その2：内臓脂肪がありすぎて、汗をかく

一見すると太ってみえないのに、体脂肪率がとても高い。こういう人は内臓に脂肪がついています。あまり外から見えませんが、太りすぎは同じことです。
痩せているのに大量に汗をかく人や、30代後半になって汗の量が増えたというひとは、内臓脂肪を計ってみるといいでしょう。
内臓脂肪を減らすにはウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。

汗かきを治す事ができない人その3：運動不足で汗をかく

ふだんあまり運動しないから、あまり汗をかかないのという人もいますが、反対に運動しないのに汗っかきという人もいます。
これは運動不足によって汗をかく場所が限定されてきているために、一部（わきの下など）の汗をかきやすいところだけが、異常に汗っかきになっているのです。
軽い負荷でもいいですから、定期的に運動して汗をかく機能を取り戻しましょう。

汗かきを治す事ができない人その4：冷え性で汗をかく

女性に多い冷え性。冷え性の人も汗をかきます。
体は冷えてくると新陳代謝が悪くなり、老廃物や余分な水分をため込みやすくなります。これらを排出しようという働きが、汗となって出てくるのです。
冷え性が気になる人は夏でも常温のドリンクを飲み、冷房の温度を高めに設定するなど、体を温める努力をするといいですよ。

汗かきを治す事ができない人その5：スパイシーな食べ物ばかり食べていて汗をかく

南国に暮らす人は、汗で体温調節をするためにあえてスパイシーな食べ物をとります。しかし日本で暮らしている場合は、それほど大量の刺激物を食べる必要はありません。
刺激物を取りすぎると、体は汗をかいて上がりすぎた体温を下げようとします。そのぶん、たくさん汗をかく。汗っかきの人は、適度な量と辛さの香辛料を食べるようにしましょう。

汗かきを治す事ができない人その6：お酒の飲みすぎで汗をかく

お酒は水分だから、夏はビールをたくさん飲んだ方がいいなどという話を聞きますが、お酒を飲みすぎると汗っかきになりやすいようです。理由は、アルコール＝水分ではないからです。
体内に入ったアルコールは肝臓で分解されますが、分解する時には大量の水分を必要とします。つまり、お酒を飲みすぎると余分な水分を取らねばならず、それが汗にもなって出てくるのです。
ほどほどの飲酒ならかまいませんが、毎日2リットルものビールを飲み続けるのは決しておすすめできません。

汗かきを治す事ができない人その7：喫煙で汗っかきになる

タバコと汗に関係が?と思うでしょうが、実は深い関係があります。
タバコの成分であるニコチンには覚醒作用があり、これが体を一種の興奮状態にしてしまいます。興奮しきった体は汗のでる汗腺を刺激して、不要な汗をかかせることがあるんです。
喫煙は百害あって一利なしといいます。できれば禁煙する方向で頑張ると汗の量が減るかもしれません。

汗かきを治す事ができない人その8：ストレスで汗をかく

緊張したり、ストレスを受けたりしてドッと汗をかいた、なんて経験はありませんか？
これは発汗をつかさどる自律神経が乱れて、正常な汗が出なくなっているためです。とくにストレスは汗の大敵。最近、暑くもないのに汗をたくさんかくなあ…と思う時は、自分の生活を見直してみましょう。
こまめなストレス発散で汗の量が変わってきます。

汗かきを治す事ができない人その9：水分の摂りすぎで汗をかく

人間の体は約60〜65％が水分でできています。ですから一定量の水分を摂ることは非常に重要ですが、摂りすぎると汗になってでてきます。
当たり前のことですが、体内に入った大量の水分は尿となって排出されるか、汗になって出ていくかしかありません。汗をかきすぎると感じるときは、1日にどれくらいの水分を飲んでいるのかチェックするといいでしょう。
真夏でなければ1日に約1.5リットルの水分が目安です。

汗っかきの人には、こういった共通点がありますが、生活習慣が原因のことがとても多いのです。汗の量が気になり始めたら、ちょっと毎日の生活パターンを見直すといいですね。