旦那「愛してるのは君だけど!子どもが……!産ませてあげたいんだよ……」
私「じゃあ、うちの子どもたちはどうなるの?!この子たちだって、あなたの子どもよ?!」
旦那「ちゃんと、養育費は払うから……離婚して、ください。君は、実家も近くて頼れる人もいるだろ?!彼女には俺しかいないんだよ……!」
その言葉に呆れてしまって、泣きながら突き飛ばした。
私「絶対に離婚しないから!」
旦那「書類は書いてきたから……君がサインしてくれれば……!」
私「ふざけないで!!」
旦那「俺だって離婚はしたくないけど……子どもが出来たから……本当はずっとこのまま、君のことも相手の彼女のことも、同じように大切にしたかったんだ……ただ子どもが……赤ちゃんが」
私「結局、手切れてなかったの?!別れたって言ったじゃない!!」
旦那「……だって」
私「いい加減にして!このひとでなし!」
旦那「君も彼女も、大事だったんだよぉ……」
私「そんなの!家族がある人の言葉じゃない!馬鹿!」
そんなやり取りをして、旦那を一旦追い出した。
とにかく、離婚届にサインなんかしてやるか、とその一心だった。
ただ、実家を頼ってただけで、ひとりで生きていけると認識され、離婚届を叩きつけられて、本当理解が追いつかなかった。
人生で初めて膝を折って、大声で泣いた。
それから何度か旦那は家に来たけど、追い出した。
早く離婚届を出したい、というポーズを取られるほどに腹が立って、拒否したくなった。
旦那「お前が離婚届出してくれないと……!彼女が母子手帳もらえないんだ!」
なんて、とても身勝手で、こちらにはなんの関係もない理由を押し付けられるようになった。
こんな頭のおかしい男、こちらこそ願いさげだとも思ったけど、子どもたちの父親という点から、怒りだけで判断できず、もう一度しっかり話し合いたいという気持ちもあった。
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